鳥取県は、日本海で水揚げされるカニやアゴ(トビウオ)、全国的にも評価される鳥取和牛、大山の自然に育まれた鶏肉や農産物など、海と山の食材に恵まれた地域です。
こうした鳥取県産の食材を、片手で気軽に味わえるハンバーガーに仕立てたのが「鳥取バーガー」です。
鳥取バーガーという名前の一つの商品があるわけではありません。
鳥取県の公式情報では、地元の食材をたっぷり使ったご当地バーガーの総称として「とっとりバーガー」が紹介されています。
肉を主役にしたものだけでなく、カニやアゴを使った海鮮系、地域で親しまれてきた料理を組み込んだものまであり、訪れる場所によって異なる味に出会えるのが魅力です。
その広がりを後押ししたのが、2009年に大山周辺で始まった「とっとりバーガーフェスタ」でした。
ここでは、鳥取バーガーの特徴や誕生の背景、地域おこしとの関係、代表的なバーガー、現在食べに行きやすい店舗、周辺観光スポットを紹介します。
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また、食事とあわせて周辺の観光スポットやレジャー体験を探してみるのもおすすめです。
鳥取砂丘や温泉、自然体験、ものづくり体験などを組み合わせると、鳥取旅行の楽しみ方がさらに広がります。
鳥取バーガーとは
鳥取県産食材を生かしたご当地バーガーの総称
鳥取バーガーは、鳥取県内の地域食材や食文化を取り入れて作られるご当地バーガーの総称です。
鳥取県の公式サイトでは、鳥取和牛や大山どりなどの肉類、ベニズワイガニやアゴなどの魚介類、大山おこわや牛骨ラーメンといった地域の料理を題材にしたバーガーが例として挙げられています。
一般的なハンバーガーは、ひき肉のパティをバンズで挟んだものを思い浮かべることが多いでしょう。
一方、鳥取バーガーには県内共通の決まった具材や形がありません。
牛肉のパティを挟む王道タイプもあれば、魚介のカツを使うタイプ、ご飯をバンズの代わりにするタイプ、郷土の味を現代的に組み直したタイプもあります。
つまり、料理名というよりも「鳥取の食材と地域の物語を、バーガーという形で伝える取り組み」と考えると分かりやすいです。
鳥取県全域で多彩な味が生まれた
鳥取県は東西に長く、地域ごとに特色ある食材があります。
東部には鳥取砂丘や白兎海岸、八頭の里山があり、鳥取和牛、二十世紀梨、砂丘らっきょう、卵などを生かした商品が見られます。
中部には琴浦町や北栄町があり、アゴを使った魚介系バーガーや、鳥取和牛を主役にしたバーガーが作られてきました。
西部には大山や境港があり、大山山麓の農畜産物、日本海の魚介、大山おこわなどを題材にしたバーガーが登場しました。
地域ごとに主役となる食材が違うため、同じ鳥取バーガーでも味や食感は大きく異なります。
県内を旅行しながら複数の商品を食べ比べると、鳥取の食の豊かさをより立体的に感じられます。
鳥取バーガーの特徴
鳥取和牛や地元の豚・鶏を味わえる
肉系の鳥取バーガーでは、鳥取和牛を使ったパティが代表的です。
牛肉の濃いうま味を前面に出したものや、豚肉、鶏肉、卵などを重ねて一つのバーガーに仕立てたものがあり、店ごとの個性が表れます。
鳥取市の「シュビドゥバー」で紹介されているシュビドゥバーガーは、鳥取和牛、若桜吉川豚、大江ノ郷天美卵を組み合わせた一品です。
牛・豚・卵という異なる鳥取県産素材を一度に味わえる構成で、ご当地バーガーらしいぜいたくさがあります。
北栄町の「おやつとバーガーのお店 Graine(グレーヌ)」では、鳥取和牛を扱う事業者と協力して作った鳥取和牛ハンバーガーを提供しています。
食べ歩きしやすいミニサイズも用意されており、観光の途中に立ち寄りやすい点も魅力です。
カニやアゴなど日本海の魚介が主役になる
鳥取県は日本海に面しているため、海産物を使ったバーガーが生まれていることも大きな特徴です。
鳥取砂丘の近くにある砂丘センター 見晴らしの丘では、カニの身を使った「かにかにバーガー」が二十世紀梨ジュースとのセットで提供されています。
肉のパティではなく魚介を主役にすることで、観光地で手軽に鳥取らしい海の味を楽しめます。
また、過去のとっとりバーガーフェスタには、アゴをカツにしてカレー風味と組み合わせた「琴浦あごカツカレーバーガー」なども登場しました。
アゴは山陰地方でトビウオを指す呼び名です。
県内で親しまれている魚を若い世代や観光客にも手に取りやすい形へ変えたところに、ご当地バーガーならではの工夫があります。
郷土の味や地域の料理を自由に表現している
鳥取バーガーは、単に県産食材を挟むだけではありません。
鳥取県の公式情報には、大山おこわや牛骨ラーメンを題材にしたバーガーも紹介されています。
過去には、大山おこわをライスバンズのようにまとめた「奥大山おこわ飯バーガー」などがフェスタに参加しました。
麺料理や炊き込みご飯のように、そのままではパンに挟みにくい料理も、作り手の工夫によってバーガーへ生まれ変わります。
食べやすさと意外性を両立させながら、その地域で何が作られ、何が食べられてきたのかを伝えている点が特徴です。
一つの定義に縛られない自由さがある
鳥取バーガーには、県産食材の使用割合やサイズなどを統一した厳密な規格は確認できません。
そのため、すべての鳥取バーガーが同じ味になることはなく、作り手が地域の食材や文化をどう解釈するかによって内容が変わります。
この自由さが、新しい組み合わせを生み出す力になりました。
同時に、過去のイベントで提供された商品が現在も常設販売されているとは限らない点には注意が必要です。
目的のバーガーがある場合は、店舗公式サイトや公式SNSで最新の販売状況を確認してから訪れると安心です。
鳥取バーガー誕生の歴史
大山バーガーの商品化が地域の動きを生んだ
鳥取県西部にそびえる大山は、中国地方を代表する山岳観光地です。
大山山麓では、澄んだ水や火山灰由来の黒ぼく土など、豊かな自然環境を生かして農業や畜産が営まれてきました。
全国町村会に掲載された伯耆町商工観光課の資料によると、伯耆町内の事業者有志が大山周辺の食材を生かしたご当地バーガーの開発を進め、2009年に伯耆和牛のフィレステーキを挟んだ「大山バーガー」を商品化しました。
大山・桝水高原の観光施設で販売され、雄大な景色の中で地元食材を手軽に味わえる商品となりました。
バーガーは持ち運びやすく、屋外観光との相性がよい料理です。
地域の食材を観光客に知ってもらい、生産者や飲食店へ消費をつなげるメニューとして期待されました。
2009年にとっとりバーガーフェスタが始まる
大山バーガーを地域振興へ生かす動きは、一店舗の商品開発にとどまりませんでした。
2009年度には、とっとりバーガーフェスタ実行委員会が立ち上がり、大山桝水高原で「とっとりバーガーフェスタVOL.1」が開催されました。
伯耆町の資料では、初回は20店舗が出展し、2日間で県内外から約2万人が来場したとされています。
鳥取県公式サイトでは、実行委員会が「鳥取県を全国へ」を合言葉に、官民の連携によってご当地バーガーの祭典を企画したと紹介しています。
目的は単に人気投票を行うことではありません。
地元食材を若い世代にも親しみやすいバーガーへアレンジし、その価値を見直すこと、地域へ定着させること、県外へ鳥取の名を発信することが活動の柱でした。
全国のご当地バーガーが集まる催しへ成長した
2010年度の「とっとりバーガーフェスタVOL.2」は、伯耆町の桝水高原だけでなく、大山町の大山寺、江府町の奥大山を含む3会場へ規模を拡大しました。
鳥取県の予算資料によると、県内32チームと県外28チームの計60チームが出店し、来場者数は6万5,000人に達しました。
佐世保バーガーをはじめ、各地で育ったご当地バーガーと鳥取県内の商品が一堂に集まることで、大山周辺そのものが交流の舞台になっていきました。
2011年には全国ご当地バーガーグランプリが行われ、鳥取県公式サイトは県内から3バーガーが10位以内に入ったと伝えています。
イベントを目標に、県内の事業者や地域団体が食材の選び方、味の組み立て、見せ方を競い合ったことが、新しい鳥取バーガーの誕生につながりました。
YAZUバーガーが鳥取県勢初のグランプリを獲得
2017年の全国ご当地バーガーグランプリでは、大江ノ郷自然牧場の「YAZUバーガー」が初出場でグランプリを獲得しました。
公式情報によると、八頭町産の白ねぎやエリンギ、自家製ベーコン、庭先鶏の竜田揚げなど8つの素材を重ね、半熟の天美卵の目玉焼きで全体をまとめたバーガーでした。
鳥取県勢として初めて日本一となり、地域の農家と一緒に作り上げた商品が全国的に評価された出来事です。
大江ノ郷自然牧場の公式ページでは、初代YAZUバーガーは現在販売されていませんが、施設内のレストランやカフェ、ショップでは、天美卵を使った料理やパンケーキ、スイーツなど、地域や牧場の素材を生かしたさまざまな商品が販売・提供されています。
初代YAZUバーガーは鳥取バーガーの歴史を象徴する存在であり、現在の大江ノ郷自然牧場でも、鳥取の豊かな食材を味わえる多彩な食の楽しみが受け継がれています。
鳥取バーガーが地域おこしに果たした役割
地元食材の魅力を分かりやすく伝えた
県産食材に詳しくない旅行者でも、「カニのバーガー」「鳥取和牛のバーガー」と聞けば、味のイメージを持ちやすくなります。
一つのバーガーに肉、魚、野菜、卵、ソースなどを組み込めるため、複数の生産者や事業者が協力しやすいことも利点です。
食材の名前だけを宣伝するのではなく、実際に食べられる料理へ変えることで、地域資源の魅力がより身近になりました。
観光地で楽しめる食の目的を作った
鳥取砂丘、大山、白兎海岸、北栄町のまち歩きなど、鳥取県には自然や物語を楽しめる観光地が数多くあります。
そこへご当地バーガーを組み合わせると、「景色を見る」に「その土地の味を食べる」という目的が加わります。
バーガーは短い休憩時間でも食べやすく、ドライブや散策の途中に取り入れやすい料理です。
店舗を目指して地域を移動することが、周辺の観光施設や土産店へ立ち寄るきっかけにもなります。
作り手同士の交流と商品開発を促した
とっとりバーガーフェスタでは、県内外の作り手が同じ会場に集まりました。
来場者の反応や審査結果が分かるため、味や食べやすさを改善する機会になります。
地域の代表として出場するには、料理のおいしさだけでなく、食材の背景や地域への思いを伝えることも重要です。
こうした過程が、単発のイベントメニューを超え、地域の食文化を見直す動きにつながったと考えられます。
代表的な鳥取バーガー

かにかにバーガー
砂丘センター 見晴らしの丘の「かにかにバーガー」は、カニの身を使った海鮮系のご当地バーガーです。
鳥取県産二十世紀梨のジュースと組み合わせた「TOTTORI HAPPY SET」として提供されています。
カニと梨という、鳥取を代表する海と大地の味を一度に楽しめる構成です。
砂丘観光のすぐ近くで食べられるため、初めて鳥取バーガーを味わう旅行者にも選びやすいでしょう。
シュビドゥバーガー
鳥取市のシュビドゥバーで提供されるシュビドゥバーガーは、鳥取和牛、若桜吉川豚、大江ノ郷天美卵を組み合わせています。
鳥取県を代表する牛・豚・卵を一つに重ねた、肉系バーガーの魅力を存分に楽しめる商品です。
店舗はJR鳥取駅から徒歩約7分と案内されており、鉄道で訪れる旅行者も立ち寄りやすい場所にあります。
鳥取和牛ハンバーガー
北栄町のGraineでは、鳥取和牛を使ったハンバーガーを提供しています。
鳥取和牛のうま味を生かしたパティにこだわり、通常サイズに加えて食べ歩き向けのミニサイズも用意されています。
北栄町は「青山剛昌ふるさと館」やコナン通りで知られる地域です。
観光しながら気軽に地元の肉を味わえる点で、ご当地バーガーとまち歩きの相性のよさを実感できます。
歴史に残るYAZUバーガー
初代YAZUバーガーは、八頭町の8つの素材を重ねたことが名前と構成の特徴でした。
地元の白ねぎ、エリンギ、鶏肉、卵などを使い、農家とのつながりを一つのバーガーで表現した商品です。
2017年のグランプリ獲得によって鳥取バーガーの知名度を高めましたが、現在は提供されていません。
過去の記事を見て訪問する場合は、同じ商品を注文できるとは限らないことを知っておきましょう。
鳥取バーガーを食べられる主な店舗
砂丘センター 見晴らしの丘
鳥取砂丘を望む観光施設で、食事、買い物、展望、観光リフトをまとめて楽しめます。
一般レストランは予約なしで利用でき、かにかにバーガーと二十世紀梨ジュースを組み合わせたTOTTORI HAPPY SETが用意されています。
店舗情報は次のとおりです。
・店舗名:砂丘センター 見晴らしの丘
・住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083
・アクセス:JR鳥取駅前から路線バスで約20分、「砂丘センター展望台」下車すぐ
・営業時間:一般レストランは基本11:00~14:00
・料金:TOTTORI HAPPY SET 1,200円(税込)
・予約:一般レストランは予約不要
・特徴:かにかにバーガーと鳥取県産二十世紀梨ジュースを一緒に味わえる
営業時間は時季や営業日によって前後する場合があり、食材の仕入れ状況によって提供を休止することがあります。
公式サイトでは、TOTTORI HAPPY SETを4月29日から5月6日まで販売休止すると案内しているため、ゴールデンウィークに訪れる場合は特に注意してください。
シュビドゥバー
鳥取駅から歩いて行きやすいバーガーカフェ&レストランです。
鳥取和牛をはじめとする地元素材を生かしたバーガーを、街中で落ち着いて楽しめます。
店舗情報は次のとおりです。
・店舗名:Burger Cafe & Restaurant シュビドゥバー
・住所:鳥取県鳥取市富安2丁目41
・アクセス:JR鳥取駅から徒歩約7分
・電話番号:0857-30-3313
・特徴:鳥取和牛、若桜吉川豚、大江ノ郷天美卵を使ったシュビドゥバーガーを提供
営業時間や定休日、メニューの販売状況は変わる可能性があるため、訪問前に店舗の公式Instagramで確認してください。
おやつとバーガーのお店 Graine
北栄町由良宿にある、ハンバーガーを中心とした店舗です。
観光客がバーガーを片手に町を歩く姿を思い描き、鳥取県産食材の魅力を伝える店として営業しています。
店舗情報は次のとおりです。
・店舗名:おやつとバーガーのお店 Graine(グレーヌ)
・住所:鳥取県東伯郡北栄町由良宿1171-2
・営業時間:土曜・日曜・祝日10:30~16:00
・定休日:平日
・予約:来店1時間前まで注文予約を受付
・特徴:鳥取和牛ハンバーガー、食べ歩き向けミニバーガー、県産フルーツのスムージーなどを提供
週末と祝日を中心に営業しているため、平日に北栄町を訪れる場合は利用できない点に注意が必要です。
砂丘センター 見晴らしの丘でかにかにバーガーを食べた感想
鳥取砂丘を歩いた後、砂丘センター 見晴らしの丘の一般レストランで「TOTTORI HAPPY SET」を注文しました。
セットには、かにかにバーガーと鳥取県産二十世紀梨のジュースが付いています。
鳥取と聞いて思い浮かべやすいカニと梨が一度に並ぶため、料理を受け取った瞬間からご当地感があります。
かにかにバーガーを両手で持つと、一般的な厚い牛肉パティのバーガーほど重たくなく、砂丘散策後の軽食として食べやすそうな印象でした。
一口かじると、最初にバンズのやわらかな食感があり、その後からカニの風味が穏やかに広がります。
肉汁や濃いスパイスで押し切るタイプではなく、カニの持つ繊細なうま味を楽しむ海鮮系バーガーです。
カニ料理というと丼や会席料理を想像しがちですが、バーガーにすると肩肘を張らずに味わえます。
具材とバンズを一緒に頬張れるので、カニの風味だけが浮くこともなく、全体がまとまって感じられました。
途中で二十世紀梨ジュースを飲むと、梨らしいみずみずしい甘さが口の中をさっぱりと整えてくれます。
カニのうま味を楽しんだ後に果実の爽やかさが加わり、海産物と果物という異なる鳥取名物の組み合わせが意外によく合いました。
食べ応えを最優先した大型バーガーというより、鳥取砂丘の景色や観光と一緒に楽しむご当地メニューという印象です。
レストランの屋上には鳥取砂丘と日本海を望める展望スペースがあり、食後もそのまま景色を楽しめます。
「鳥取でしか味わいにくいものを、観光の流れを崩さずに食べたい」という人に向いたセットだと感じました。
鳥取バーガーと一緒に楽しみたい観光スポット

かにかにバーガー
かにかにバーガーを提供する砂丘センター 見晴らしの丘は、鳥取砂丘観光の拠点にしやすい施設です。
食事の前後には、鳥取砂丘と鳥取砂丘 砂の美術館を組み合わせて巡れます。
鳥取砂丘は、日本海に面して広がる鳥取県を代表する観光地です。
起伏のある砂の景観や、風によって砂面に生まれる風紋などを楽しめます。
・名称:鳥取砂丘
・住所:鳥取県鳥取市福部町湯山周辺
・アクセス:砂丘センターから観光リフトを利用して砂丘側へ移動可能。JR鳥取駅からは路線バスを利用
・特徴:広大な砂丘景観、日本海、風紋、砂丘ならではの自然を楽しめる
砂と水だけを素材として作られる砂像を展示する美術館です。
展示テーマに合わせた大型作品が並び、砂丘の自然景観とは異なる砂の表現を鑑賞できます。
砂丘センターから徒歩圏にあるため、食事と一緒に巡りやすい施設です。
・名称:鳥取砂丘 砂の美術館
・住所:鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17
・アクセス:JR鳥取駅から鳥取砂丘方面の路線バスに乗車し、「砂の美術館前」下車すぐ
・特徴:世界各地を題材にした精巧な砂像を期間ごとのテーマで展示
展示期間や休館期間が設定されることがあるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認してください。
シュビドゥバーガー
シュビドゥバーはJR鳥取駅南口から徒歩圏にあるため、食後は駅の北側へ移動して市街地観光を楽しめます。
なかでも鳥取民藝美術館は、鳥取駅北口から徒歩約5分の場所にあり、バーガーと組み合わせやすい文化施設です。
鳥取の民藝運動を支えた吉田璋也が集めたコレクションや、陶磁器、木工、染織などの民藝品を鑑賞できます。
・名称:鳥取民藝美術館
・住所:鳥取県鳥取市栄町651
・アクセス:JR鳥取駅北口から徒歩約5分。シュビドゥバーからは鳥取駅を通って徒歩で巡れる
・特徴:陶磁器、木工、金工、染織など約5,000点を収蔵し、鳥取の手仕事と民藝文化に触れられる
鳥取和牛ハンバーガー
北栄町でGraineの鳥取和牛ハンバーガーを食べるなら、周辺のまち歩きもおすすめです。
コナン駅(JR由良駅)から青山剛昌ふるさと館までの約1.4キロメートルは「コナン通り」と名付けられ、漫画作品にちなんだブロンズ像やオブジェなどが点在しています。
バーガーのミニサイズを選び、町の景色を楽しみながら休憩するのも北栄町らしい過ごし方です。
・名称:コナン通り・青山剛昌ふるさと館
・住所:コナン通りは鳥取県東伯郡北栄町由良宿周辺、青山剛昌ふるさと館は鳥取県東伯郡北栄町由良宿1414
・アクセス:コナン駅(JR由良駅)から青山剛昌ふるさと館まで徒歩約15分。Graineからも徒歩で巡れる
・特徴:『名探偵コナン』作者・青山剛昌さんの出身地で、作品にちなんだ展示、オブジェ、記念撮影スポットを楽しめる
青山剛昌ふるさと館には休館日が設定されているため、開館日や入館方法を公式サイトで確認してから訪れてください。
【PR】観光スポットを複数回る予定なら、レンタカーもあわせて確認しておくと、当日の移動がスムーズです。
鳥取バーガーに関するよくある質問(FAQ)
鳥取バーガーと普通のハンバーガーの違いは何ですか?
鳥取バーガーは、鳥取和牛、大山どり、カニ、アゴ、県産野菜など、鳥取の地域食材や食文化を取り入れていることが特徴です。
一つの固定されたレシピではなく、店舗や地域ごとに内容が異なります。
肉のパティを挟む商品だけでなく、魚介のカツや地域料理を取り入れた商品も鳥取バーガーとして紹介されてきました。
鳥取バーガーは鳥取県のどこで食べられますか?
鳥取市、北栄町など県内各地の飲食店や観光施設で、県産食材を使ったバーガーが提供されています。
鳥取砂丘周辺なら砂丘センター 見晴らしの丘、鳥取駅周辺ならシュビドゥバー、北栄町ではGraineが候補です。
販売日や営業時間が限られる店もあるため、目的の店舗の公式情報を確認してから出かけてください。
とっとりバーガーフェスタは現在も開催されていますか?
とっとりバーガーフェスタは現在開催されていません。
2009年に始まり、大山周辺を舞台に全国のご当地バーガーが集まる大規模な催しへ成長しましたが、2018年11月17日・18日に開催された第10回を節目に終了したと伝えられています。
2026年7月時点でも2019年以降の開催実績や再開予定は公式ページの更新もされていないため、将来的に再開される可能性はあるものの現在は開催されていないという認識で問題ないです。
鳥取バーガーはネット通販で購入できますか?
鳥取バーガーは、出来たての食感や店舗ごとの具材を楽しむ商品が中心で、県内の全商品をまとめて購入できる共通の通販サービスは確認できません。
過去の受賞バーガーも現在は提供終了となっている場合があります。
鳥取和牛、カニの加工品、県産らっきょう、二十世紀梨の飲料など、材料や関連する特産品は通販で探せますが、店舗のバーガーそのものを取り寄せたい場合は各店へ直接確認してください。
初代YAZUバーガーは現在も食べられますか?
大江ノ郷自然牧場の公式ページでは、2017年にグランプリを獲得した初代YAZUバーガーは現在販売されていないと案内されています。
ただし、大江ノ郷自然牧場にはレストラン、カフェ、ショップなどがあり、天美卵を使った料理やパンケーキ、スイーツをはじめ、地域や牧場の素材を生かしたさまざまな商品を楽しめます。
古い観光記事や口コミにはYAZUバーガー提供当時の情報が残っているため、訪問前に公式サイトの最新メニューを確認してください。
まとめ
鳥取バーガーは、鳥取県産の肉、魚介、野菜、卵、地域料理などを生かして作られるご当地バーガーの総称です。
決まった一つのレシピがあるのではなく、鳥取和牛を使った肉系、カニやアゴを使った海鮮系、大山おこわなどを題材にした地域料理系まで、幅広い商品が生まれてきました。
その発展を大きく後押ししたのが、2009年に大山周辺で始まったとっとりバーガーフェスタです。
イベントを通して生産者、飲食店、観光関係者がつながり、鳥取の食材を全国へ発信する新たな形が築かれました。
現在は、鳥取砂丘近くのかにかにバーガー、鳥取駅周辺のシュビドゥバーガー、北栄町の鳥取和牛ハンバーガーなど、それぞれ異なる場所で鳥取らしい味を楽しめます。
初代YAZUバーガーは現在販売されていませんが、大江ノ郷自然牧場では、地域や牧場の素材を生かした料理やスイーツなどを楽しめます。
旅行前には店舗公式サイトや公式SNSで営業日と販売状況を確認し、鳥取砂丘、鳥取民藝美術館、コナン通りなどの観光と一緒に味わってみてください。
参考にした公式・関連資料
・鳥取県公式サイト「とっとりバーガー」
https://www.pref.tottori.lg.jp/178224.htm
・鳥取県公式サイト「とっとりバーガーフェスタ実行委員会」
https://www.pref.tottori.lg.jp/178460.htm
・全国町村会「全国ご当地バーガーの祭典『とっとりバーガー・フェスタ』の試み」
https://www.zck.or.jp/site/forum/1232.html
・鳥取市観光サイト公式「一度は食べたい!かぶりつきたくなる『ご当地バーガー』」
https://www.torican.jp/feature/buger
・砂丘センター 見晴らしの丘公式サイト
https://www.tottorisakyu.com/center/
・おやつとバーガーのお店 Graine公式サイト
https://graine-tottori.com/
・大江ノ郷自然牧場公式サイト「初代YAZUバーガー」
https://www.oenosato.com/yazuburger_1st
・鳥取県観光旅行情報サイト「とっとり旅」
https://www.tottori-guide.jp/
・鳥取県公式サイト「2018年12月6日(木)・とっとりバーガーフェスタ2018優勝報告」
https://www.pref.tottori.lg.jp/item/1151335.htm
・大山物語/大山ペンション赤いりぼんオーナーBlog「もうない!!とっとりバーガーフェスタ。2023年もなし。」
https://blog.akairibon.net/archives/15625
・鳥取市観光サイト公式「鳥取民藝美術館」
https://www.torican.jp/spot/detail_1034.html
・鳥取砂丘ビジターセンター公式サイト
https://www.sakyu-vc.com/
・北栄町公式サイト「コナン通り」
https://www.e-hokuei.net/site/kankou-event/1712.html
・青山剛昌ふるさと館公式サイト
https://www.gamf.jp/


