岡山県は中国地方の南東部に位置し、南部には穏やかな瀬戸内海、北部には緑豊かな中国山地が広がっています。
県庁所在地の岡山市には岡山城や岡山後楽園があり、倉敷市には白壁の町並みで知られる倉敷美観地区があるなど、歴史と文化を感じられる観光地にも恵まれています。
温暖な気候を生かして栽培される白桃やマスカットをはじめ、岡山ばら寿司、デミカツ丼、ままかり料理など、地域ならではの食べ物も豊富です。
そのなかでも、桃太郎の物語と深く結び付いたきびだんごは、岡山を代表する名物菓子として全国に知られています。
岡山県のお土産と聞いて、桃太郎の絵が描かれた「きびだんご」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
やわらかくもちもちとした食感と、素朴でやさしい甘さが特徴のきびだんごは、年代を問わず渡しやすい岡山の定番土産です。
現在は昔ながらのプレーン味だけでなく、岡山県産白桃を使ったものやマスカット風味、きなこ、黒糖、抹茶など、製造元によってさまざまな商品が作られています。
一方で、「きびだんごの『きび』は穀物の黍なのか、古代の吉備国なのか」「桃太郎が食べたものと同じなのか」と疑問に感じる人もいるでしょう。
ここでは、岡山名物きびだんごの特徴や由来、桃太郎との関係、代表的な製造元、購入場所、お土産としての選び方をわかりやすく紹介します。
【PR】岡山県のご当地グルメや郷土料理を楽しむ旅を計画している方は、宿泊先もあわせてチェックしてみてください。クーポンやキャンペーンを利用できる場合もあります。
また、食事とあわせて周辺の観光スポットやレジャー体験を探してみるのもおすすめです。
倉敷美観地区の散策やものづくり体験などを組み合わせると、岡山旅行の楽しみ方がさらに広がります。
岡山名物きびだんごとは
もち米を中心に作られるやわらかな餅菓子
岡山名物のきびだんごは、もち米やもち粉、砂糖、水飴などを使って作られる一口大の餅菓子です。
岡山県の公式観光サイトでは、上質なもち米に砂糖、黍、水飴を加えて作る岡山を代表する菓子のひとつとして紹介されています。
商品によって配合や製法は異なりますが、生地を加熱しながら練り上げ、やわらかな求肥のような食感に仕上げるのが一般的です。
丸く平たい形のものが多く、表面には生地同士が付かないように粉がまぶされています。
串に刺した一般的な団子とは見た目が異なり、小さな餅菓子を箱や袋に詰めた商品が岡山土産として広く流通しています。
もちもちした食感とやさしい甘さが特徴
プレーンのきびだんごは、口に入れるとやわらかく伸び、噛むほどにもち米の風味と穏やかな甘さが広がります。
こしあんやクリームを包んだ大福ほど重くなく、羊羹やまんじゅうよりも甘さが控えめに感じられる商品が多いため、食後のお茶菓子にも向いています。
黍粉を使った商品では、もち米だけの求肥とは少し異なる素朴な香ばしさも楽しめます。
ただし、原材料や味わいは製造元によって異なり、すべてのきびだんごに同じ量の黍が使われているわけではありません。
購入するときは、箱の裏面や公式商品ページで原材料表示を確認すると、商品の違いをより理解しやすくなります。
岡山県内の駅や空港で買いやすい定番土産
きびだんごは、JR岡山駅、岡山桃太郎空港、高速道路のサービスエリア、百貨店、観光地のみやげ物店などで購入できます。
岡山県公式観光サイトでも、駅や空港、サービスエリアをはじめ、県内の多くのみやげ物店で取り扱われている人気商品として紹介されています。
複数の製造元の商品を比較しやすく、旅行の最後に購入できることも、お土産として選ばれ続ける理由です。
個包装の商品なら職場や学校などで配りやすく、少人数向けの小箱から大人数向けの詰め合わせまで用途に合わせて選べます。
きびだんごの名前の由来
穀物の「黍」と古代の「吉備」
「きび」には、イネ科の穀物である「黍」と、岡山県周辺に存在した古代の地域名「吉備」という二つの意味があります。
黍は古くから食用にされ、粉にして団子や餅のように加工されてきました。
一方の吉備は、現在の岡山県を中心に広がっていた古代の地域です。
JR西日本グループの岡山駅ナカ土産サイトでは、地域名の吉備と穀物の黍をかけて「きびだんご」と呼ばれるようになったと紹介されています。
現在の商品には「きびだんご」「吉備団子」「吉備だんご」など複数の表記がありますが、岡山土産としては同じ系統の銘菓を指す場合が一般的です。
ただし、名称の成立過程には製造元による説明や諸説があるため、単純に「吉備国で生まれたから吉備団子」とだけ断定するより、黍と吉備の両方に関係する岡山らしい名前として捉えるとよいでしょう。
昔の黍団子から求肥風の銘菓へ
現在の岡山銘菓につながるきびだんごが整えられた経緯については、老舗の廣榮堂が詳しい記録を公開しています。
廣榮堂の説明によると、江戸時代末期のきびだんごは黍の粉を蒸して作る日常的な食べ物で、あんや汁を添えて食べることもあり、現在のように日持ちする土産菓子ではなかったとされています。
そこで、もち米、上白糖、水飴を使ってやわらかな求肥にし、風味づけに黍粉を加える工夫が重ねられました。
廣榮堂は安政3年(1856年)に瀬戸物屋から菓子店へ商売替えし、茶席にも向く菓子として改良を進めたと伝えています。
この説明は特定の製造元が伝える沿革であり、岡山に存在したすべてのきびだんごの起源を一つに決めるものではありません。
それでも、身近な黍の食べ物が、もち米や砂糖、水飴を使った上品な餅菓子へ変化し、現在の岡山土産につながった流れを知るうえで重要な記録です。
鉄道の開通とともに岡山土産として広がる
明治24年(1891年)に山陽鉄道が岡山まで開通すると、駅は岡山の名物を旅行者へ届ける新しい販売場所になりました。
廣榮堂の沿革によると、それまで串に刺したものが多かったきびだんごを、岡山駅で販売しやすいように箱へ詰め、一つずつ仕切って並べる工夫が行われたとされています。
列車で持ち帰りやすい箱入り菓子になったことで、きびだんごは旅先で食べる菓子から、家族や知人へ持ち帰る岡山土産へと役割を広げました。
現代でも岡山駅に多くの種類が並ぶのは、鉄道とともに名物として広まった歴史の延長といえるでしょう。
きびだんごと桃太郎の関係
昔話では仲間を増やす大切な食べ物
昔話『桃太郎』では、鬼退治へ向かう桃太郎が犬、猿、雉にきびだんごを渡し、仲間に加えます。
物語のなかのきびだんごは、空腹を満たす食べ物であると同時に、桃太郎と仲間を結ぶ象徴的な役割を担っています。
桃太郎が全国的に知られる物語になったことで、「桃太郎といえばきびだんご」という組み合わせも広く定着しました。
岡山県には、桃太郎の原型のひとつとされる吉備津彦命と温羅の伝説が残っており、吉備津神社や吉備津彦神社などのゆかりの地があります。
地域に伝わる鬼退治の物語と岡山銘菓のきびだんごが重なり、現在では桃太郎が岡山観光を象徴する存在になっています。
昔話の黍団子と現在の岡山銘菓は同じとは限らない
桃太郎がいつの時代に、どのような材料のきびだんごを持っていたのかを史実として確認することはできません。
昔話に登場する「黍団子」は、文字どおり黍を主な材料にした団子をイメージさせます。
一方、現在の岡山銘菓は、もち米やもち粉、砂糖、水飴などを中心に作られ、黍粉は風味づけとして使われる商品もあります。
そのため、昔話の食べ物と現代の土産菓子を、材料も製法もまったく同じものとして説明するのは適切ではありません。
現在のきびだんごは、古くからの黍の食文化、吉備という地域名、桃太郎の物語、岡山の菓子職人による改良が重なって形づくられた銘菓と考えるとわかりやすいでしょう。
桃太郎を使った宣伝で全国へ知られる
きびだんごと桃太郎の結び付きは、近代の販売活動によってさらに強まりました。
農林水産省は、日清・日露戦争のころに地元の和菓子屋の主人が桃太郎の姿で販売し、話題になったと紹介しています。
廣榮堂の沿革にも、日清戦争の際に初代が桃太郎に扮し、兵士に向けてきびだんごを宣伝したという記録があります。
こうした販売活動によって、岡山、桃太郎、きびだんごという三つのイメージが全国へ伝わりました。
現在も桃太郎、犬、猿、雉を描いた箱や個包装が多く、お菓子の味だけでなく、岡山らしい物語も一緒に持ち帰れるお土産になっています。
岡山土産として楽しめるきびだんごの種類

昔ながらのプレーン味
初めて購入するなら、もち米の風味とやさしい甘さを味わえるプレーンがおすすめです。
製造元ごとの生地のやわらかさ、甘さ、黍の香ばしさの違いがわかりやすく、緑茶、ほうじ茶、コーヒーなど幅広い飲み物と合わせられます。
一口サイズで個包装された商品は、旅行中のおやつや職場へのばらまき土産にも便利です。
白桃やマスカットなどのフルーツ味
くだもの王国として知られる岡山らしさを強く感じたい人には、白桃やマスカット風味のきびだんごが向いています。
白桃味は華やかでやさしい香り、マスカット味は爽やかな風味を加えた商品が多く、和菓子になじみのない人にも選びやすい味です。
果実のペーストや蜜を生地に練り込んだもの、餡やソースを包んだものなど、作り方は商品によって異なります。
「岡山らしい果物の味」を重視する場合は、岡山県産原料を使用しているかどうかも商品表示で確認しましょう。
きなこ・黒糖・抹茶などの和風味
香ばしさを楽しみたい人にはきなこ、深みのある甘さを求める人には黒糖、甘さを引き締める風味が好みなら抹茶や海塩などが候補になります。
複数の味を一箱に詰めた商品なら、家族で食べ比べたいときや、相手の好みがわからないときにも選びやすいでしょう。
製造元によって季節限定品や新しい味が発売されることもあるため、旅行時に店頭を見比べる楽しみもあります。
生きびだんごやアレンジ商品
一般的な箱入りきびだんごのほか、やわらかさや餡の組み合わせを重視した「生きびだんご」、チョコレートを使った商品なども販売されています。
定番商品より賞味期限が短い場合や、保存方法が異なる場合があるため、遠方へ持ち帰るときは注意が必要です。
贈答用には日持ちと個包装を優先し、自宅用には食感や限定感を優先するなど、目的に応じて選ぶと失敗しにくくなります。
岡山を代表するきびだんごの製造元
廣榮堂
廣榮堂は安政3年(1856年)創業の老舗で、岡山名物「元祖きびだんご」をはじめ、黒糖、海塩、きなこ、白桃、抹茶などの味を展開しています。
公式サイトによると、元祖きびだんごは国産のもち米に砂糖、水飴、きびを加えた素朴な味の商品です。
2026年7月18日時点の公式価格は、元祖きびだんご10個入りが540円(税込)、15個入りが810円(税込)、20個入りが1,080円(税込)です。
価格や販売内容は変更される場合があるため、購入前に公式サイトまたは店頭で最新情報を確認してください。
- 製造元:廣榮堂
- 代表商品:元祖きびだんご
- 特徴:国産もち米、砂糖、水飴、きびを使った素朴な味
- 主な購入方法:中納言本店、さんすて岡山店、百貨店内店舗、倉敷地区の店舗、公式オンラインショップなど
山方永寿堂
山方永寿堂は昭和21年(1946年)の創業以来、きびだんご一品を作り続けている専門店です。
桃太郎、犬、猿、雉を描いた色鮮やかなパッケージと個包装が特徴で、箱を開けたときにも岡山らしさが伝わります。
公式サイトでは、きびだんご10個入りを640円(税込)、15個入りを1,110円(税込)で掲載しています。
本社は事務所と製造工場であり、直営店での購入を希望する場合はJR岡山駅構内のさんすて売店が案内されています。
- 製造元:山方永寿堂
- 代表商品:きびだんご プレーン
- 特徴:きびだんご一筋の専門店で、桃太郎一行を描いた個包装も魅力
- 主な購入方法:JR岡山駅構内のさんすて売店、百貨店、県内外の取扱店、公式オンラインショップなど
山脇山月堂
山脇山月堂は明治14年(1881年)創業の岡山の菓子店です。
昔ながらのきびだんごに加え、白桃味、マスカット味、季節限定品、生きびだんごなど、伝統を生かしながら幅広い商品を展開しています。
定番だけでなく新しい食感や味を選びたい人は、店頭や公式オンラインショップで商品を比較してみるとよいでしょう。
- 製造元:山脇山月堂
- 代表商品:きびだんご、白桃・マスカット味のきびだんご、生きびだんご
- 特徴:明治創業の歴史と多彩な味の展開
- 主な購入方法:JR岡山駅周辺の取扱店、県内のみやげ物店、高速道路の売店、公式オンラインショップなど
製造元ごとに味や包装を比べるのも楽しみ
岡山県公式観光サイトには、廣榮堂、広栄堂武田、中山昇陽堂、山方永寿堂、山脇山月堂、竹久夢二本舗敷島堂、金扇堂など、複数の製造元が掲載されています。
同じプレーン味でも、やわらかさ、甘さ、厚み、粉の量、個包装のデザインなどに違いがあります。
一つの製造元だけに絞らず、少量入りの商品をいくつか購入して食べ比べるのも、岡山旅行ならではの楽しみ方です。
きびだんごを岡山で購入できる場所
JR岡山駅
JR岡山駅は、複数の製造元と味を一度に比較しやすい購入場所です。
駅構内や商業施設「さんすて岡山」には土産店や菓子店があり、新幹線や在来線へ乗る前に立ち寄れます。
廣榮堂さんすて岡山店の公式情報では、営業時間は7:00~21:00、店休日は年中無休です。
営業時間は変更される場合があるため、旅行当日に店舗や施設の公式情報を確認してください。
- 購入場所の例:廣榮堂さんすて岡山店
- 所在地:岡山駅 さんすて岡山南館内
- アクセス:JR岡山駅直結
- 営業時間:7:00~21:00
- 特徴:早朝から利用でき、列車へ乗る前に購入しやすい
岡山桃太郎空港・サービスエリア・百貨店
飛行機を利用する人は岡山桃太郎空港、車で移動する人は高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでも探せます。
岡山市中心部では百貨店や県産品を扱う店舗、倉敷美観地区では菓子店やみやげ物店でも購入できます。
ただし、店舗によって取り扱う製造元、味、箱の大きさが異なり、人気商品や限定品は売り切れる場合があります。
必ず購入したい商品が決まっている場合は、製造元の取扱店一覧や店舗への問い合わせで在庫状況を確認しておくと安心です。
各製造元の直営店
歴史や店の雰囲気も楽しみたい場合は、製造元の直営店へ足を運ぶ方法があります。
廣榮堂中納言本店は、JR岡山駅前から岡山電気軌道の東山線に乗り、「中納言」電停で下車してすぐの場所にあります。
- 店舗名:廣榮堂 中納言本店
- 住所:岡山県岡山市中区中納言町7-32
- アクセス:岡山電気軌道「中納言」電停下車すぐ
- 営業時間:9:00~18:00
- 店休日:第1・第3月曜日を基本とし、祝日や繁忙期などは変更の場合あり
- 特徴:安政3年創業の歴史を伝える本店で、喫茶も併設
お土産用きびだんごの上手な選び方
配る人数に合わせて個数と個包装を確認する
職場や大人数の集まりへ持参するなら、配る人数より少し多めの個包装商品を選ぶと安心です。
家族や親しい人へのお土産なら、複数の味が入った詰め合わせにすると会話が弾みます。
商品名の「10個入り」「15個入り」だけでなく、一つずつ包装されているか、箱の中にまとめて入っているかも確認しましょう。
賞味期限と保存方法を確認する
きびだんごの賞味期限は、製造元、商品、包装方法によって異なります。
例えば山方永寿堂のプレーン4個入りは、公式サイトで製造日を含め31日と案内されていますが、この日数をほかの商品にそのまま当てはめることはできません。
生タイプや餡入り商品は、定番の個包装品より日持ちが短い可能性があります。
旅行後すぐに渡せない場合は、購入前に賞味期限を確認し、高温多湿や直射日光を避けるなど、パッケージに記載された保存方法を守りましょう。
渡す相手の好みとアレルギーを考える
定番のプレーン味は年代を問わず選びやすく、岡山らしさを強く出したい場合は白桃やマスカット味も候補になります。
甘さを控えめに感じられる味を選びたいなら、抹茶、きなこ、海塩などを検討してもよいでしょう。
きびだんごは商品によって乳成分、大豆などのアレルゲンを含む場合があります。
見た目が似ていても原材料は同じとは限らないため、アレルギーがある人へ渡すときは必ず個別の商品表示を確認してください。
岡山らしいパッケージで選ぶ
桃太郎、犬、猿、雉を描いた箱は、ひと目で岡山土産だと伝わるのが魅力です。
かわいい個包装は子どもがいる家庭や、気軽な手土産にも向いています。
一方、落ち着いた意匠の箱や老舗らしい包装は、目上の人や改まった場面への贈り物に選びやすいでしょう。
味、価格、日持ちだけでなく、渡す場面に合った包装かどうかも比較してみてください。
楽天できびだんごを取り寄せて食べた感想
楽天市場の「つるの玉子本舗」で、「桃太郎紀行きびだんご(串きびだんご)」と「桃太郎紀行おだんご(串きなこきびだんご)」のセット8串入りを注文して取り寄せました。
プレーンときなこが各4串入っているため、一箱で2種類の味を食べ比べられる商品です。
箱を開けると、小粒のきびだんごを串に刺したかわいらしいお菓子が並んでいました。
それぞれ1串ずつ個包装されているため、生地に直接触れずに取り出せて、手を汚しにくいのが便利です。
まず、桃太郎紀行きびだんごのプレーンから食べてみました。
小粒のきびだんごは口に入れやすく、噛むとやわらかな生地にほどよい弾力が感じられます。
一般的な餅のように強く伸びるというより、なめらかで歯切れがよく、口の中でやさしくほどけていく食感です。
砂糖や水飴の穏やかな甘さのなかに、もちきび粉の素朴な風味がほんのりと重なります。
甘さが口の中に重たく残りにくいため、一本を無理なく食べられました。
続いて、表面にきなこをまとった桃太郎紀行おだんごを食べます。
袋を開けたときからきなこの香ばしい香りが感じられ、口に入れると、きびだんごのやさしい甘さときなこの風味が一緒に広がりました。
生地のやわらかさはプレーンと共通していますが、きなこの香ばしさが加わることで味に厚みが生まれ、プレーンよりも和菓子らしさを強く感じます。
プレーンはもちきび粉の素朴な風味とすっきりした甘さを楽しみたい人、きなこ味は香ばしさのあるお菓子が好きな人に向いていると感じました。
交互に食べると味の違いがわかりやすく、一箱のなかで飽きずに楽しめるのも、このセットの魅力です。
串を持って食べられるため、皿やフォークを用意しなくても楽しめます。
小さなきびだんごが並んだ見た目もかわいらしく、昔話の桃太郎が持っていたきびだんごを思い浮かべながら食べられるのも印象的でした。
温かい緑茶やほうじ茶と合わせると甘さがほどよく落ち着き、きなこの香りも引き立ちます。
8串入りは多すぎず少なすぎない量で、自宅用のお取り寄せや家族との食べ比べにちょうどよい内容です。
1串ずつ包装されているので、職場や友人へ少しずつ配る岡山土産にも利用しやすいでしょう。
公式情報では賞味期限は20日とされていますが、通販では発送や配送に日数がかかるため、届いた商品の期限を確認する必要があります。
送料を含めた合計金額も届け先や注文内容によって変わるので、購入手続きの画面で確認しておくと安心です。
つるの玉子本舗の串きびだんごセットは、プレーンときなこの違いを楽しめるだけでなく、串を持って気軽に食べられるところにも魅力がありました。
岡山まで出かける機会がない人でも、楽天市場から昔ながらのきびだんごを取り寄せられる、楽しい食べ比べセットです。
食べたきび団子はこちら↓

【きびだんごの名門】プレーン・きなこ串吉備団子 8串入 | お土産 ギフト 贈答 和菓子 岡山 きなこ
きびだんごと一緒に楽しみたい岡山観光

吉備津神社
- 施設名:吉備津神社
- 住所:岡山県岡山市北区吉備津931
- アクセス:JR吉備津駅から徒歩約10分
- 特徴:吉備津彦命と温羅にまつわる伝説が残り、独特の「吉備津造り」の本殿・拝殿は国宝に指定されています。
- 見どころ:長い廻廊、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜神事、桃太郎伝説につながる境内の史跡
桃太郎の物語と岡山の関係をたどりたいときに、まず訪れたい場所です。
きびだんごを単なるお菓子としてだけでなく、古代吉備の歴史や鬼退治伝説と結び付けて楽しめます。
吉備津彦神社
- 施設名:吉備津彦神社
- 住所:岡山県岡山市北区一宮1043
- アクセス:JR桃太郎線「備前一宮駅」から徒歩約3分
- 特徴:桃太郎のモデルのひとつとされる大吉備津彦命を主祭神としてまつる神社です。
- 見どころ:吉備の中山を背にした境内、随神門、本殿、温羅神社など
JR岡山駅から列車で向かいやすく、吉備津神社と組み合わせて桃太郎伝説ゆかりの地を巡ることもできます。
両社の最寄り駅は同じJR桃太郎線にあるため、時刻を確認して計画を立てると移動がスムーズです。
岡山城
- 施設名:岡山城
- 住所:岡山県岡山市北区丸の内2-3-1
- アクセス:JR岡山駅から路面電車東山行きで約5分、「城下」下車後徒歩約10分
- 特徴:黒い外観から「烏城」とも呼ばれる岡山のシンボルで、天守内では岡山の歴史を学べます。
- 見どころ:黒漆塗りの下見板を思わせる外観、金の鯱、旭川越しに望む天守
岡山駅周辺できびだんごを購入する前後に立ち寄りやすい観光スポットです。
旭川に架かる月見橋を渡れば岡山後楽園へ行けるため、城と庭園を続けて巡れます。
岡山後楽園
- 施設名:岡山後楽園
- 住所:岡山県岡山市北区後楽園1-5
- アクセス:JR岡山駅1番のりばから直通バスで約10分、「岡山後楽園」下車すぐ
- 特徴:約300年前に岡山藩主が築いた大名庭園で、日本三名園のひとつに数えられています。
- 見どころ:広い芝生、池、築山、季節の花、園内から望む岡山城
市街地にありながら、ゆっくり散策できる岡山の代表的な観光地です。
岡山城との共通券も用意されているため、営業時間や料金を公式サイトで確認してから訪れるとよいでしょう。
【PR】観光スポットを複数回る予定なら、レンタカーもあわせて確認しておくと、当日の移動がスムーズです。
岡山名物きびだんごに関するよくある質問(FAQ)
きびだんごには本当に黍が入っていますか?
黍粉を使っている商品はありますが、原料と配合は製造元によって異なります。
現在の岡山銘菓はもち米やもち粉、砂糖、水飴を中心に作る商品が多く、黍粉を風味づけに加える場合もあります。
黍の使用を重視して選びたい場合は、商品の原材料表示を確認してください。
桃太郎が食べたきびだんごと同じものですか?
同じものだと断定することはできません。
昔話の黍団子と、もち米や砂糖、水飴を使う現在の岡山銘菓では、想定される材料や製法が異なります。
桃太郎の物語、岡山に残る吉備津彦命と温羅の伝説、近代の販売活動が重なり、岡山土産を象徴するお菓子として定着しました。
きびだんごはどのくらい日持ちしますか?
賞味期限は商品ごとに異なり、一律ではありません。
数週間程度日持ちする個包装品もありますが、生タイプや餡入り商品は条件が異なる場合があります。
購入時に箱や個包装の日付、公式商品ページを確認し、記載された保存方法を守ってください。
きびだんごは岡山駅で購入できますか?
はい、JR岡山駅構内や「さんすて岡山」の菓子店、土産店などで購入できます。
複数の製造元を比較しやすい一方、店舗によって取り扱い商品が異なるため、特定の商品が目当ての場合は事前確認がおすすめです。
きびだんごはネット通販でも購入できますか?
はい、楽天市場の「つるの玉子本舗」で購入できます。
つるの玉子本舗の楽天店では、プレーンのきびだんご20個・30個入りをはじめ、きなこきびだんご、串きびだんご、プレーンときなこの詰め合わせ、白桃・マスカット味などが販売されています。
商品によって内容量、個包装の有無、賞味期限、送料が異なるため、商品ページの説明を確認してから注文しましょう。
楽天市場つるの玉子本舗のきびだんごはこちら↓

【きびだんごの名門】フルーツきびだんご 30串入 | マスカット 白桃 お土産 ギフト 贈答 和菓子 岡山
北海道の「きびだんご」と岡山のきびだんごは同じですか?
同じ名称でも、形や原材料、食感が異なる別系統のお菓子です。
岡山のきびだんごは一口大で丸く平たい餅菓子が一般的ですが、北海道では細長く板状に仕上げ、オブラートで包んだ商品が知られています。
通販で購入するときは、製造地、メーカー、商品の写真を確認すると間違いを防げます。
まとめ
岡山名物きびだんごは、もち米やもち粉、砂糖、水飴などから作られる、やわらかな食感とやさしい甘さが魅力の餅菓子です。
名前には穀物の「黍」と古代の地域名「吉備」が重なり、岡山に残る桃太郎伝説や近代の販売活動とも結び付いて、全国に知られる名物土産へ成長しました。
現在はプレーンだけでなく、白桃、マスカット、きなこ、黒糖、抹茶など種類が豊富で、製造元による味やパッケージの違いも楽しめます。
岡山駅や空港、サービスエリア、直営店などで購入でき、個包装の商品は職場や家族へのお土産にも便利です。
購入するときは、配る人数、個包装の有無、賞味期限、アレルゲン、包装の雰囲気を確認し、渡す相手に合った一箱を選びましょう。
楽天市場のつるの玉子本舗からも取り寄せられるため、岡山へ出かける機会がない人でも、自宅で昔ながらの味を楽しめます。
吉備津神社や吉備津彦神社など桃太郎伝説ゆかりの地も巡れば、きびだんごが岡山を象徴するお菓子になった背景をより深く感じられます。


